立ち枯れ

たちがれ

別表記 ダンピングオフ 立枯病 苗立枯病

実生苗の根元が黒く細くなって倒れ枯れる病害。土壌の糸状菌が原因で、高湿・通気不足で発生しやすい。

詳しい解説

立ち枯れは、タネまき後の幼い苗の根元(茎の付け根)が黒く細くくびれ、苗が突然倒れて枯れる病害。ダンピングオフとも呼ばれ、ピシウムやリゾクトニア、フザリウムなどの土壌の糸状菌(かび)が主な原因。

高湿度・通気不足・有機物の多い用土で発生しやすく、発芽からしばらくの幼苗期はとくに感受性が高い。一度広がると次々に苗が倒れていくため、実生では発芽後の管理で最も警戒すべきトラブルの一つになる。

対策は、用土を事前に滅菌する、タネまき前に種子を殺菌剤に浸す、発芽後も定期的に殺菌剤を散布する、密閉しすぎず通気を確保する、の四点が柱。なお卵菌の仲間には効きにくい薬剤もあるため、薬の選択にも注意する。