糸状菌

しじょうきん

別表記 カビ 真菌

菌糸を伸ばして増えるカビの仲間(真菌)。立ち枯れ・根腐れ・赤腐れなど、多肉・サボテン栽培の多くの病害の原因になる。

詳しい解説

糸状菌は、糸のような菌糸を伸ばして育ち、胞子で増えるカビの仲間(真菌)の総称。土の中や空気中にごくありふれて存在し、その多くは無害だが、一部が植物の病気を引き起こす。

立ち枯れ(ダンピングオフ)、根腐れ、赤腐れ、灰色かび病など、多肉・サボテン栽培で問題になる病害の多くは糸状菌が原因。高温多湿・通気不良・有機物の多い用土で繁殖しやすい。

対策の基本は、風通しと水はけを確保して菌が増えにくい環境を作ること。実生では用土の滅菌や種子消毒、発生時は殺菌剤(ベンレート・オーソサイドなど)が有効。なお卵菌(ピシウム等)は厳密には糸状菌と別系統で、効く薬が異なる場合がある。