稜
りょう
別表記
稜線
コステ
サボテンの茎に縦に走るうね状の隆起。水を蓄えると膨らみ乾くとくぼむため、水やりの目安にもなる乾燥地適応の構造。
詳しい解説
稜は、サボテンの球状や柱状の茎に縦方向へ走るうね(畝)状の隆起を指す。アコーディオンのひだのような形で、英語の rib にあたる。稜の数や形は属や種を見分ける重要な手がかりになる。
このひだ状の構造により、雨が降ると体を膨らませて水を蓄え、乾季には収縮して縮む。伸び縮みする余地があるため、急な吸水でも表皮が裂けにくく、乾燥地で生き抜く仕組みになっている。
栽培では稜の状態が水加減の目安になる。水が不足すると稜が深くくぼんで球体がやせて見え、十分に吸水すると稜が浅くなって丸みが戻る。稜に沿って刺座が規則的に並ぶのも特徴。